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2016年06月18日(土) 開催
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2016年6月18日(土)に、ベーゼンドルファー東京にて「Junna Iwasaki sucht Wiener Klang2 - 岩崎洵奈、ウィーンの響きを探って2」が開催されました。今回は3月のコンサートの続編として、岩崎さんによるModel290インペリアルと最新鋭のModel280VCの演奏に加え、特別ゲストとしてウィーンベーゼンドルファー社よりシニアプロダクトデザイナーのフェルディナンド・ブロイ氏を招き、岩崎さんとの対談を通して現在から未来に向けてウィーンの響きがどう発展していくのか等、興味深い話が多く披露されました。
 
前半はまず「スカルラッティ/ソナタロ短調K.27/L.449」でスタート。 繊細で美しい豊かなModel290インペリアルの響きで会場が満たされました。そして井上調律師と『ウィーンという街の独特の響き』と『丸みを帯びた響きを持つウィーンのドイツ語』の二つの要素が「Wiener Klang (ウィーンの響き)」の基になっているとの前回の内容を振り返った後、フェルディナンド・ブロイ氏が登場。ウィーンの街で何世紀にも渡る音楽家との意見交換や楽器の発展と共に変化、発展していったウィンナートーンの魅力について意見が交わされました。その後「リスト/ハンガリー狂詩曲第13番」を再度Model290インペリアルで演奏。伸びやかなメロディー部や温もりある中間部等、楽器全体が美しく鳴り響きます。続いては楽器をModel280VCに変え「ショパン/バラード第4番」を演奏。透明感のある多彩な音色が会場に満ち溢れました。

 

後半の部はブロイ氏へのインタビューでスタートし、Model280VCの誕生の秘密に迫ります。「ベーゼンドルファーの素晴らしい響きを残しながらもより豊かな響きを得られる最高の楽器を創りピアニストの要求に応えたい」というピアノ製作への熱意や設計者ならではの話にお客様は熱心に耳を傾けていました。そして、岩崎さんが「リスト/愛の夢」を両モデルで演奏。Model280VCではクリアで透明感のあるメロディラインやベーゼンドルファー特有の深みのある音色を、Model290インペリアルでは柔らかく温もりのある豊かな響きを披露。個性が異なるそれぞれのピアノの魅力が存分に伝わりました。

 

そして「今後ウィーンの響きがどう発展していくのか」というテーマについてブロイ氏は「ウィンナートーンは今後更にインターナショナルになっていくでしょう。その中でも、今後もベーゼンドルファーの伝統であるあたたかみのある響きが変わることはないでしょう」と語りました。続いて、岩崎さんが「自分のイメージした音を奏でてくれる、触った瞬間に安心感を持てる楽器」とModel280VCの印象を語られ「バラキレフ/イスラメイ」を演奏。「信頼できるピアノがあるからこそ難曲に挑戦したい意欲がかきたてられる」と語られ、高度なテクニックを駆使しModel280VCの魅力を余すところなく表現。プログラム最後を華やかに締めくくりました。
アンコールでは「ガーシュイン=ワイルド/ファシネーティング・リズム」を演奏。リズミカルで洗練された表現力に再び会場が沸きます。終演後は、ご来場のお客様と岩崎さん、ブロイ氏との歓談の場が設けられ、意見交換や写真撮影をされる等、和やかで有意義な時間が持たれました。
 
岩崎洵奈さんウェブサイト
公式HP : http://www.junnaiwasaki.com/
公式ブログ: http://s.ameblo.jp/junnaiwasaki/


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