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2015年9月27日(日) ベーゼンドルファー東京にて「世界へ羽ばたく魅惑のヴィルトゥオーゾシリーズ Vol.4 詩的な音画 實川風ピアノリサイタル」が開催されました。實川さんは本年2月、当シリーズ初回以来2度目のご出演となりました。今回は、實川さんが「あたたかみのある美しい音色」と賛辞を贈られた1909年製Model250(92鍵)を使用してのリサイタルとなりました。
 
前半の部は『バッハ/イタリア風アリアと変奏曲 イ短調 BWV989』でスタート。気品に溢れる『至福のピアニッシモ』で会場は満たされます。続いてはベートーヴェン中期の傑作、『ピアノソナタ第21番 ハ長調 Op.53 ワルトシュタイン』。弱音からクライマックスに至るダイナミックレンジを、完璧にコントロールされたタッチと卓越したテクニックで表現された会心の演奏。演奏の合間には、それぞれの作曲家や楽曲の特徴、ご自身の作品への思いについて解説。タイプの異なる各作品の魅力は演奏からも存分に伝わり、お客様を魅了されました。

後半の部は、まず『ラヴェル/スカルボ ~夜のガスパールより~』を演奏。高度なテクニックを駆使した演奏至難の曲を鮮やかに表現されました。続いての『シューマン/ピアノソナタ第1番 嬰ヘ短調』は4楽章からなる30分を超える大曲。シューマンの若き日の傑作を深みのある多彩な音色でアプローチされ、楽器の魅力を存分に引き出されました。

アンコールには、ショパンの名曲「エチュードop.25-1(エオリアンハープ)」、「スケルツォ 第3番」を披露。繊細なピアノの響きの余韻を残しつつ、あたたかな拍手に包まれ終演となりました。

 
本公演はヤマハの高音質2chセルフレコーディングシステム「即レコAir」で収録をしました。實川さんのご了解のもと、当日のライブ音源を公開いたしますのでお聴きください。
※曲名をクリックすると再生が始まります。

 「即レコ」について詳しくは「即レコ24」公式ウェブサイト をご覧ください。


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