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2016年9月19日(月) ベーゼンドルファー東京にて、ファンクラブ会員様特別企画「實川風ピアノリサイタル」が開催されました。實川さんは人気コンサート企画「世界へ羽ばたく魅惑のヴィルトゥオーゾシリーズ」や 好評発売中のCD「The Debut」でもベーゼンドルファーを演奏され、高度なテクニックと美しく気品ある音色に定評のある若き俊英です。今回は前半ショパン、後半ベートーヴェンの作品で構成された意欲的なプログラムを、最新鋭のコンサートグランドピアノ Model280VCで演奏されました。
 
前半はオールショパンプログラムです。實川さんが颯爽と登場され『マズルカ ロ短調 op.33-4 』でスタート。物悲しさや繊細な美しさを見事に表現され会場がベーゼンドルファーの至福のピアニッシモで満たされます。続いて「ショパンのエチュードは弾きこなすには高度な技術と芸術的センスが必要な難曲。いつかは全曲演奏に挑戦したい。」と解説された後、『ハ短調 「革命」 op.10-12』『 ハ長調 op.10-1』『変イ長調 「エオリアンハープ」op.25-1』『 ハ短調「大洋」op.25-12』 を演奏。安定したテクニックで時に激しく時に切なく各作品の異なるキャラクターを見事に描き分けます。前半の最後は『アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ op.22』を演奏。圧倒的な技巧の数々、粒立ちのよい煌くような音色にお客様は魅了されます。

後半は 實川さんが最も身近に感じる作曲家ベートーヴェン、その中でも特に愛着のある作品『ピアノソナタ第21番 ハ長調 op.53 ワルトシュタイン』を演奏。完璧にコントロールされたタッチと卓越したテクニックで端正な中にも様々な表情を魅せる会心の演奏に会場の拍手は鳴り止みません。
アンコールでは『ショパン/スケルツォ 第2番 op.31』を多彩な音色で奏でます。続いてはジャズの雰囲気漂う即興演奏を披露。實川さんの意外な一面に会場は魅了されます。
 
その後の交流タイムでは本日の使用のModel280VCとウィンナートーンの代名詞ともいえるModel290インペリアルの魅力について「Model280VCはパワフルで万能型で非常に弾きやすい。Model290インペリアルは後から音が薫り立つような余韻が特徴的」と語られお客様は興味深く聞き入っておられました。そしてフィナーレの『ファリャ/火祭りの踊り』で会場は大いに盛り上がりました。


オーストリア留学直前のコンサートとなった今回の演奏は實川さんからのメッセージとしてお客様の心に響き、終始和やかで寛いだ雰囲気の中参加の皆様の笑顔が印象的な忘れ難いひとときとなりました。
 

◆實川風さん公式HP : http://kaoru-jitsukawa.net/

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